早稲田祭2003 オフィシャルサイト
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わせだ偉人列伝 2 メルシー
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2003-10-8 更新

 早稲田・高田馬場には数多くのラーメン屋がありますが、その中でもとりわけ学生に高い人気を誇るのが「メルシー」です。ちまたのラーメンのおいしい店ランキングには必ず名前を連ねると言っても過言ではない、このお店のご主人、小林一浩さんにお話を伺いました!

 地域と早稲田祭

▲店主の小林一浩さん。老舗ならではの裏話も聞けました。
ーー 昨年、早稲田祭2002を開催するまで6年間の空白期間があったのですが、その間地域のみなさんはどのように感じていたのでしょうか?

小林さん:やっぱり、さみしいよね。早稲田祭をやらないまま卒業していった子達もいるし・・・。地域としても、盛り上がらないしね。

ーー 中止になっていた6年間の間に、地域との関係が稀薄になってしまっていますよね。今後の目標としては、早稲田祭を単なる学園祭にとどまらない地域全体のお祭りにしていきたいんですが。

小林さん:商店街も地球感謝祭をやってるし、協力して地域の活性化になれば良いんじゃないかな。お店をやっている側としては、大勢の人が来てくれるのは非常に大きい。新しいお客さんの獲得にもつながるからね。

 戦前からつづく、老舗中の老舗

ーー メルシーさんは早稲田のお店の中でもかなりの老舗になると思いますが、いつ頃から早稲田で営業されているんですか?

小林さん:先代の時代の話になるけど、移転する前を含めると戦前から、現在の場所で44年間くらいかな。三朝庵さん(注:江戸時代から続く蕎麦屋さん。カツ丼やカレー南蛮を世に送り出した店としても有名)を除けば、この辺りで一番長いんじゃないかな。戦前は喫茶店をやってて、パフェとか出してたんだって。女給さん、今で言うウエイトレスを採用して、早稲田の学生に結構はやってたらしいよ。

ーー 流行の最先端ですね(笑)。ところで店名の『メルシー』は、ラーメン屋さんとしては珍しい名前ですよね?

▲地下鉄東西線早稲田駅3a出口からすぐ近く!
小林さん:メルシーっていう名前は、早稲田の学生さんにつけて貰ったんだよ。サンキューとかでもよかったんだけど、もうちょっとやわらかい名前がいいよねってことでメルシーにしたんだって。戦時中は一時期『青銅』って漢字の名前にしたらしいけど、戦後はまたメルシーに。

ーー それじゃあ喫茶店『メルシー』時代からの常連さんも?

小林さん:80歳位になるラグビー部のOBの人達が、来てくれたりしてたね。最近の卒業生も子供を連れて来てくれるし、お店が混んでる時は危ないからちょっと心配だけどね(笑)。常連さんと言えば、逸見(政孝)さんにラーメンの出前をアナウンス研究会の部室までよく届けたよ。

 早稲田祭の印象

▲一見シンプルながら、「毎日食べてもあきない」と評判! まさに学生のためのワセメシです。
ーー ラーメン1杯390円という値段は、学生としては非常にありがたいんですがお店としてはどうなんですか?
小林さん:うーん、正直ギリギリだね。実は一度10円くらい値上げしようかと思ったんだけど(笑)、いろいろあって取り止めたんだよね。今度、消費税が上がるかもしれないからもしかしたら・・・(笑)。

ーー 消費税の増税には、断固反対ですね(笑)。それでは最後に、当日の来場者にメッセージをお願いします。

小林さん:とにかく、一度食べに来てください! それだけです。