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合格体験記-早稲田大学の学園祭「早稲田祭2007」公式Webサイト

オープンキャンパス、そして早稲田祭に志望校を変えられてしまった人の体験記。
熱い早稲田への想い、魅せます。
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一般入試
 社会科学部

加藤くらら


再出発をかけた早大受験

高校時代、私は学生生活に楽しさを見出せなかった。自分のやりたいことも全然わからなかった。そのように無気力だったから、高卒後、私は進学も就職もしなかった。とりあえずアルバイトをして、気ままな生活を送っていた。 だが、転機は成人式の日に訪れた。昔の友人たちが皆、学生あるいは社会人として、それぞれの道を悩みながらも歩み続けている。その様子に心打たれて、私もこのままではいけないと思った。そして、4月から予備校に通い、大学に行くための受験勉強を始めることを決意した。予備校の入校手続きにて、第一志望の欄に記入したのは、早稲田大学。 勉強をするのは2年ぶりだった。机に向かっているだけで苦痛。何をしたらいいのかわからない。でも何とかなるのではないか。そんな浮ついた状態の中、受験勉強を開始して初めて受けたマーク模試の結果は、偏差値50以下、英語に至っては200点満点中57点。現実を突きつけられ、途方に暮れた。 でも、何もしないで早稲田に受かるわけがない。そう自分に言い聞かせて、できることから手をつけていった。机に向かうしんどさを乗り越えようとして予備校の自習室で過ごす時間を増やし、基礎的なことから取り組んでいった。例えば英語では、単語帳を何度も繰り返し、センターレベルの英文から丁寧に読み始めて、知らなかった単語が単語帳に載っているならチェックして……という地道なことを繰り返した。長文を一つ読むのにも時間がかかってしまい苦しいと思うこともあった。しかし、着実に点数をとれるようになり、12月のマーク模試での英語の点数は191点。早稲田の入試と形式が異なる試験であるものの、こつこつ頑張ったのが数字に表れて嬉しかった。 年が明けて、試験日までの日数が気になってきた頃も、焦らず今までのペースを崩さないようにした。過去問は1、2年分くらいしか解いていない。過去問はあくまで『過去』の問題だと思ったから、とらわれたくなかった。自分を信じて、それまでやってきた地道な勉強法を継続していった。 第一志望の試験前日に、ハプニングがあった。それは、滑り止め程度にしか考えていなかった別の大学の不合格を知ったこと。「これで早稲田に受かるのだろうか」と不安が増大した。しかし、「絶対に早稲田に行く」と強く思い、あきらめなかった。休み時間中お守りを握り、今までのことを思い出して試験に取り組んだ。その結果、その日に受験していた社会科学部に合格できた。合格発表のときは、前日から食事もろくにとることができないほど落ち着かなかった。合否を聞くために電話をかけようとして手にした受話器を支えるのもままならなかった。受話器から「おめでとうございます」と聞こえてくると、安心して力が抜けて、涙がこぼれた。
 

今、感じる早稲田の魅力

なぜそんなに早稲田に行きたかったのかと尋ねられると、はっきりと答えられるものがない。強いて言うならば、直感だった。受験勉強を開始する前に、一度早稲田大学を訪れてみたことがある。春休み中で人もあまりいない中、敷地内を歩いて印象に残ったのは大隈講堂だった。以前から存在は知っていた建物が目の前にある。またここに来たいと思った。別の大学も見てみたが、それ以上に惹かれるものはなかった。 その日以降、入試当日まで早稲田を訪れることはなかった。だから私は早稲田の中身をよく知らないまま早稲田に来ることになった。入学当初は人の多さに戸惑いを覚えたこともあったが、今は自分が早大生であることをとても嬉しく思う。 そう思うようになったきっかけの一つは、「学生らしいことができるかな」という軽い気持ちで入った、早稲田祭の運営スタッフ。私たち新規スタッフにとって大きかった出来事は8月のオープンキャンパスだった。その準備を通して、忙しさと楽しさが共存することを知った。熱くて真剣な仲間たちに触発されて、「もっとみんなと時間を共有したい、もっと私も役立ちたい」と本気で思うようになっていった。運営スタッフに入ったことは、私にとって嬉しすぎる大誤算であった。こんなステキな仲間と作りあげる早稲田祭はどんなに熱く、楽しいであろうか。考えるとわくわくしてくる。 今の私が堂々と言えることが一つある。それは、フリーターとして過ごした2年よりも、大学に入ってから今までの5ヶ月の方がずっとずっと充実しているということ。早稲田にはそれだけの魅力が詰まっている。早稲田のことをよく知らずに来た私も、早稲田を目指したことは正解だったと信じている。 だから受験生の方には、ほんの少しでも早稲田に惹かれるものがあるのなら、その気持ちを見失わないでほしい。自分が感じた早稲田の魅力を信じて欲しい。それが裏切られることはないはずだから。勉強でつまずいたときは、それを思い出して頑張って欲しい。大学に入ってからも、早稲田を好きになる機会はいっぱいある。伝えきれない魅力が、この大学には溢れている。