「早稲田祭2007」サークル・企画紹介

水島朝穂ゼミ取材・調査班

私のバイト先のカフェでは、毎日大量にケーキが捨てられています。

チョコレートケーキ、フルーツタルト、ショートケーキ、チーズケーキにシュークリーム・・・

甘いものが好きな私にとっては、美味しそうなケーキをゴミ箱に放り込むなんて、結構な試練です。

 

でも慣れとは恐ろしいもので・・・

最初こそ、手のつけられていないきれいなケーキをゴミ箱に放り込むことに罪悪感を覚え、なかなか作業が進みませんでしたが、だんだん、もったいないとは思いつつもスピーディに捨てるようになってしまいました。

 

だけど合宿に行って、食の向こう側いる人たちの姿をみて、割り切れない思いがまた復活しました。

 

そこのカフェは、デパートの中なので、他にも多くの食料品店が並んでいます。

パン屋、惣菜屋、弁当屋など、たまにゴミ捨て場ですれ違うと、どこも袋いっぱいの生ゴミを23個抱えています。

デパート一店舗でもこれだけの残飯があるということは、東京全体では・・日本全体では・・・

と考えると頭がくらくらします。

日本人の生活は贅沢で無駄が多い

とわかっていたつもりですが、実際に目にするとやはりインパクトが違うのです。

 

慣れとは時に恐ろしい。立ち止まって目を向けてみると、色々と現実が見えてきました。

 

 

さらに、捨てられている大量の食べ物は、本当に捨てられる必要があるのでしょうか。

 

たまに、余ったケーキやパンを持って帰ることがあります。

夜食べると太るので、だいたい次の日にいただくのですが、お腹を壊したことは一度もありません。

私の胃が鈍感なのかもしれませんが、まだ食べられるのに捨てられてしまうケーキたちは浮かばれません。

商品として、期限が切れそうなものは売れないという理屈はもっともです。

でも、自分の家でも、賞味期限が少しきれたからといって、よく見もせず捨てていませんか!?

期限には敏感になりがちだけど、自分の舌で確かめてみれば、問題なく食べられるかもしれません。

 

 

一方、お店ではその大量の生ゴミは、お金を払って捨てています。

コストがかかれば、むやみな廃棄は控えるだろうという理由です。

でも、本当は捨てたくないけれど捨てさせてもらいます、という気持ちをお金で表しているともいえるのではないでしょうか。

 

お金を払えば何をしても許されるわけではないけれど、せめてもの気持ちとして、意思表示として、お金は意味を持つときもあります。

少し高くても、国内産のものを買うとか、材料・方法にこだわっているものを買うとか、私たちに出来る意思表示もあると思います。

実際に、お金に余裕がないとできることではなく、そこが難しいところですが・・・

 

そんなことも考えさせられた合宿&バイトでした。

 

皆さんも、食の現場を覗いてみては!? ☆彡

 

                                   10期安井萌

 

 

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私たちの食のゆくえ~日本の食料問題を考える~

 日時:早稲田祭2日目114日(日)14時~1630(予定)

 場所:早稲田大学14号館102教室

 コーディネーター:高野孟氏(インサイダー編集長、早稲田大学客員教授)

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>>「北海道から見た日本の食糧事情」の記事一覧

北海道から見た日本の食糧事情の企画

身近だけどちょっと遠い食の問題について、学生によるプレゼンや有識者によるパネルディスカッションを行います。コーディネータにはジャーナリストの高野孟氏を招きます。
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