そのあともねぇさんの話題は尽きなかったんだけど、
運転免許証の話題になった。
あれって面白いくらいに不細工に撮ってくるものだから、
誰でもある程度はネタになるんだよね。
しばりょの免許証は…この世のものではないってれヴぇるだから、
その場で見せ合いっこしようって気分になったの。
それも全てねぇさんの写真を最後に見納めるため。
しばりょは自分を犠牲にしてまで戦った。
そしたらさ、
まずはしばりょのやつなんだけど、
ふーじーが爆笑しやがって。
今までは、
笑うとかわいそうって感覚があるんだろう。
失笑とかのれヴぇるだったのに、
ふーじーときたら
爆笑しやがったんだぜ。
つん。
なんてね。
そしたらねぇさんは
またいつものチキンが顔を覗かせ、
今日は免許証を家に忘れたみたいなことを言い出した。
さすがに、そこで強要してもねぇさんがかわいそうだなって思ってたら、
帰り間際に「やっぱ持ってきてるんですけどね」って言い出した。
やっぱねぇさんは筋金入りのチキンだった。
その写真はここで言い表せる時限を遥かに越えていた。
シュールレアリスムの時限に到達していたといっても過言ではない。
爆笑するしばりょらを見て、ねぇさんが可愛らしく恥ずかしがって見せた。
このリアクションのためにこんなにためたのかと少し感心した。
つづく




