午前5時、郵便配達のオートバイの音がこっそり朝の始まりを告げるその時間に、僕は自転車に乗って早稲田の街を走り出した。冬の気配を感じさせる張り詰めた空気、どこかで聞こえる鳥のさえずり。そんな小さな全てが、今の僕には新しくて不思議な高揚感を感じさせるのだ……。
……………………。
………………。
……って、おい!!
ちょ、待てよ!
なぜ8時前に起きる必要の無い大学生が、こんな爽やかな日曜の朝の始まりに立ち会わなければならんとですか?
来るべきデートのために今から朝シャン?
否。
超優秀学生だから今から勉強?
んなわけねーよ!
そうです。
昨日から「ジブンデザインプロジェクト」のイベント、「大隈工房」の立て看板を作っていたのです。
概要を知りたい方はコチラへ↓
今回は「ジブンを形作るのは過去の一コマ一こまの自分自身」というイメージから、「ジブン」を象徴するロゴが小さなジブンたちから出来てるってデザインでいこうって話。
なので、サークル員の家に集まり、懐かしき日のわくわくさんの工作みたく、皆でチョキチョキチョキチョキ小さな「ジブン」を作り出す。

チョキチョキチョキチョキチョキチョキ…………。
…………。
どうやら人間の精神というのは長時間の単調作業に耐えうる構造になっていないようで、
「思考回路はショート寸前」になる人間が続出。
亀田興毅のモノマネをする芸人のモノマネをする者や、アメリカのデブ風におやつをほうばるエセ関西人などその様相は混沌を極めていた。
BGMには「君が好きだと叫びたい」「15の夜」などの古今東西の懐メロが繰り出され、それが「桃色片思い」に変わり、男性陣のテンションがうなぎのぼりに上がってきたその時、ついにそいつは姿を現した。
かんせーい!!

というわけで僕らチョキチョキ隊の仕事も終わり、朝焼けと共に家路につくことになったわけですが、まだ肝心の実際に看板に貼り付ける作業が残っています。
なので、なので、もしどこかで変なロゴが真ん中にある立て看を作っている集団を見つけたら気軽に
「うん、何ていうか色々お疲れ様♪」
って声をかけてやってください!
以上、リンクス三年ますらをがお送りしました。





