茨木政彦先輩

茨木 政彦(イバラキ マサヒコ)

1957年三重県生まれ。集英社役員待遇・ライツ事業部部長、小学館集英社プロダクション取締役。

三重県立津高等学校を卒業後に、早稲田大学政治経済学部へ入学。 大学卒業後の1982年に集英社へ入社、週刊少年ジャンプ編集部へ配属される。

2003年より、週刊少年ジャンプ編集部の編集長に就任。2007年に『ジャンプスクエア』を創刊するため、ジャンプスクエア編集部の編集長を兼任。その後、第3編集部部長、ライツ事業部部長などを歴任。



1.編集の道に進んだきっかけはなんですか。

―予備校時代の先生が編集の仕事をしている人とつながりがあって、その先生が出版社の就職の試験が面白いと言っていたからです。加えてネクタイがしたくなかったので、服装が自由なところを選んで就職試験を受けました。本はもともと好きでしたね。


2.お仕事をなさる上で心がけていることはなんですか。

―立場によって心がけていたことは違いますが、共通して意識しているのは「新しいものを生み出し続ける」ということです。同じことばかりやっていても仕方ないなと思っています。


3.漫画家とコミュニケーションとる際に気をつけることはありますか。

―漫画家にはいろいろなタイプがいますが、その漫画家が持っている特徴を見つけて、伸ばしていけるように意識しています。もう一つは、漫画のプロと編集のプロとして仕事をするわけだから、映画や小説でストーリーの勉強などをしています。


4.今までの人生で大きな試練はありましたか。

―仕事に関するところがいろいろあるので、ここでは言えません(笑) 学生時代の話をするならば、スペイン語の授業ですね。奇跡的に再履にはなりませんでしたが、厳しい先生で、自分も授業に出ていませんでした。


5.大学時代に印象に残ったことは何ですか。

―卓球サークルの副幹事長でした。お酒の好きなサークルです。留年して5年間大学にいましたので、学生会館に入り浸って、5年間ずっと卓球していました。それくらいしかしてないですね。留年したから5年間大学にいました。


6.影響を与えられた人物はいますか。

―立派な人、面白い人がいたら参考にする程度です。「この人が絶対。この人の言うことは正しい」みたいな人はいないと思っています。


7.仕事をしていて楽しいことは何ですか。

―電車の隣の席の人がジャンプを読んでいたりしたらやっぱり嬉しいですね。あと、何もないところから何かを創る面白さがあります。大変ですけどね。漫画家はもちろんだけど、編集者も競争していますから。


8.現在の夢は何ですか。

―長期的なもの追いかけるより目の前の目的、目標を追いかけるタイプなのですが、強いて言うなら、誰も見たことのないような新しいエンターテイメントを作りたいというのが夢です。


9.早稲田の学生に一言お願いします。

―時間はあるだろうから、好きなことを思いっきりやってください。


(インタビュアー竹山翔太)


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